「WHERE」 < 特定条件でのデータの抽出方法 >
SELECTを使用してカラムを抽出する方法は理解できました!
でも例えば女性だけのデータを抽出したり、特定条件のデータを抽出したりするときはどうすればいいの?
では、実際のデータを用いてやってみましょう!
以下のデータは、1896年から2016年までに開催された全オリンピックのアスリートとイベントのデータです。(テーブル名:OLYMPICS_athlete_events)
OLYMPICS_athlete_events | テーブル名 |
---|---|
ID | データセット内の順番に基づいてアスリートに割り当てられたID番号 |
Name | アスリートの名前 |
Sex | アスリートの性別 |
Age | アスリートの年齢 |
Height | アスリートの身長(センチメートル単位) |
Weight | アスリートの体重(キログラム単位) |
Team | このアスリートが所属する国 |
NOC | アスリートが所属する国を表す3文字の略語 |
Games | このオリンピック大会の開催年と季節 |
Year | 大会の開催年 |
Season | 大会の季節(SummerまたはWinter) |
City | オリンピックが開催された都市 |
Sport | 大会の種目 |
Event | 大会の名前 |
Medal | アスリートが獲得したメダル(獲得したメダルがない場合は「NA」) |
この中から例えば女性のデータ「Sex」の「F」だけを抽出したいといったように、特定条件のデータを抽出する際は「WHERE」を使用します。
以下のようにSQLを記述します。
どのテーブルから、どんな条件のレコードの、なんのカラム(データ)を取得する
OLYMPICS_athlete_eventsテーブルから、SexがFのレコードの、ID,Name,Sex カラムを取得する
SELECT ID,Name,Sex
FROM OLYMPICS_athlete_events
WHERE Sex = 'F' ;
ふむふむなるほど〜、どんな条件のレコードかを特定条件指定するためには、WHEREを使用すればいいってことですね!
そういうことです。
「=,!=,<,>,<=,=>」 < 様々な特定条件(比較演算子) >
それでは他の条件式も試してみましょう!
= | 一致 |
!=,<> | 以外 |
< | 未満 |
> | 超える |
<= | 以下 |
>= | 以上 |
今回はIDが5以下のデータを取得してみましょう
OLYMPICS_athlete_eventsテーブルから、IDが5以下のレコードの、ID,Name,Sex カラムを取得する
SELECT ID,Name,Sex
FROM OLYMPICS_athlete_events
WHERE ID <= 5 ;
ふむふむなるほど〜、いろんな条件の指定方法があるんですね〜
そういうことです。
演習
それでは演習をしてみましょう。
準備中
まとめ
- 特定条件でのデータの抽出方法:WHERE
- 様々な特定条件(比較演算子):「=,!=,<,>,<=,=>」
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